陶芸教室で使用する粘土の種類と特徴

陶芸教室で使用する粘土の種類は、各教室によって異なります。
陶芸教室で、生徒は月謝とは別に材料費として、粘土代も支払っています。
そのため教室に常備していない粘土であっても、生徒がこの粘土で器を作りたいと希望する粘土があれば、取り寄せる事も可能だと言えます。

しかしあまり陶芸教室に常備していない粘土を取り寄せる事は、オススメ出来ません。
なぜかというと、粘土によってそれぞれ性質が異なります。
そのため、陶芸教室では常備している粘土の性質に合わせて、釉薬を選び、焼成の温度を設定しています。
つまり粘土だけ自分の好みの粘土を選んだとしても、その後の工程で上手くいかない可能性が高いと言えます。

なので、この粘土を使用してみたいという粘土がある場合は、その粘土を使用している陶芸教室を探すべきだと言えるでしょう。
では粘土によって、どのような性質があるのかいくつか代表的なものを紹介していきます。

信楽と言えば、陶芸の街として有名ですが、信楽の粘土は白土と赤土、そして水ひ粘土など複数の種類の粘土があります。
「信楽白土」には、白い石が多く含まれているため、焼成すると白い石が表面に出て独特な風情が加わります。
適度に粘りがある粘土なので、初心者でも扱いやすい粘土だと言えます。

「信楽赤土」には、信楽白土に、鉄分が加わる事で焼成した際に、赤茶色の落ち着いた色味が加わります。
信楽白土と同様に、信楽赤土も適度に粘りがあるので、初心者でも扱いやすい粘土です。

「信楽水ひ粘土」白土と赤土は粗さが残る土なのに対して、この水ひ粘土は粒子が細かく玄人向けの粘土だと言えます。
粒子が細かいため、釉薬を掛けた時の発色もよく、器の色に拘りたい人にオススメの粘土です。

信楽以外に、伊賀も陶芸が有名な街です。
伊賀焼きの粘土は「伊賀土」が使用されています。耐火土度が高いため、土鍋などを作るのに適した粘土です。
また耐火土度が高いため、窯の中でヒビ割れが起こりにくい丈夫さも人気の理由です。
土の質感が味わい深く、デザインに凝るよりも素朴なデザイン向きの粘土だと言えます。

「京半磁器土」は京都産の土です。きめ細かく磁器のような白く透明感のある仕上がりになります。
繊細な器が完成しますが、実は成形しやすいので、初心者でもオススメの粘土です。
京都産の土で作った器は、京料理を盛りつけるのに最適だと言えるでしょう。

全国的に有名な粘土の種類はまだまだたくさん存在しています。
基本的に陶芸教室は陶芸が有名な土地柄であれば、その土地で有名な粘土を使用するケースが多いと言えます。
ですがそれ以外の土地であれば、陶芸教室を開いている先生の好みで粘土を選んでいるケースが大半なので、使用する粘土で陶芸教室を選ぶのも選択肢の1つだと言えます。

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